土曜ですが、2つ大きなニュースがあったので朝メモをお送りします。

一つは原油高。1日で13%上昇しました。

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もう一つは、米雇用が予想外の「減少」になったことです。

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では、いつものニューススライドでもう少し見ていきましょう。

ここから先は有料部分です
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【後藤のひとこと】

①原油高騰

トランプ大統領は「イランとの合意は無条件降伏(unconditional surrender)以外ありえない」と強硬な姿勢を示しています。

イランは報復を続けており、双方の攻撃は収束の兆しがみられません。

原油価格は再び騰勢を強めました。

長期チャートをみると、水準はそこまで高くないようにみえるかもしれません。

しかし、ここ数年で円安が進んでおり、円換算では歴史的な高値です。

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日本は海外と比べ備蓄は多いものの、ホルムズ海峡の封鎖が長引けば、インフレだけでなく、経済活動の打撃や暮らしの不安にもつながる恐れがあります。

② 米雇用、サプライズ

私も驚きました。

WBSのオンエア開始30分前の発表でしたが、準備していた資料も急遽修正しました。

FRBもマーケットも「アメリカは雇用も景気もしっかりしている」といった雰囲気がかなり広がっていました。

しかし、2月は予想外の大幅減で、過去分も下方修正されました。

ストなど一時要因だけでなく、そもそも企業が関税など不透明感から新規採用を抑制しています。

AIの進歩で事務作業を代替させていることも影響しています。

3月は原油高騰があらたなコスト増となり、さらに冷え込むおそれもあります。

FRBは難しい立場です。

雇用悪化には通常利下げで対応しますが、一方で原油高による物価高懸念もあります。インフレなら高めの金利を保たねばならないわけです。

景気停滞(stagnation)とインフレが同時におこるスタグフレーションのリスクが意識されています。

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